世は
ワールドカップ一色
そんな中でいろいろなニュースが
小さくなっているような、いないような…
少々遅い話題ですが…
小惑星探査機はやぶさが何かを携えて帰ってきた
というニュースを眺めながら
私は何者で、どこからやってきたのだろう
とぼんやりと考えてみる
その道の専門家、科学者の間でも最初の生命はいつ生まれたのか?
というのは謎のままである
数多く語られている推測の説は
どれもこれも、
神話の世界よりも稚拙な内容に見える
私たちの体や地球や宇宙は
全て同じ素材で作られていると
アーユルヴェーダーでは教えている
その素材とは
空・風・火・水・土
の5元素である
これを幼稚な考えだ、と…非科学的だ、と
言えるだろうか
では現代風に、科学的に見てみよう
私たちの体は10の28乗個の原子からできている
(て、どれくらい?)
といわれている
その組成は
水素、酸素、炭素、窒素、カルシウム、リン、硫黄…
原子にはそれぞれ性質があり、重さがある
環境によって形態を変化させて
地球上の宇宙のあらゆるものが作られている
ビッグバン直後の宇宙には水素やヘリウムのような軽い元素
だけしか存在しなかったと考えられている
酸素、炭素、窒素のような重い元素を生み出すためには
高い温度と密度が必要になる
学生のころに習った元素記号表を思い出せないので
Wikipediaを見てみる
何だ、体って
こんな物の集まりなんだ
これが5元素の説とどんな違いがあるといいのだろう
お釈迦様は
私たちは生まれては消えて行く物質にしか過ぎない
そんなものに執着するな、と
説かれている
宇宙に漂う塵と私の体が同じものであると
考えることはとても難しい
だから
頭で考えることを止めて
事実だけを観察する
(むずかしい――!)
その技が大切だと
しみじみ思う
庵主
2010年06月29日
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