2010年10月20日

山登りとヨーガ

久しぶりに山に行ってきました

小さい山ですが崖登りあり、笹こぎありとなかなかアドベンチャーな♪

良いお天気
2010_1011_055100-NEC_0040.JPG
今年一番の人出なそうな

とはいえ、山頂も途中の道々でも
人影はまばら2010_1011_081500-NEC_0034.JPG
山はでかいな〜と♪

山ブームと聞きました
そういえばおしゃれな装いの人たちもいました
商売人は隙がありません

山の何がいいのかな?

もちろん空気が違う
自然な匂い
土、草、花、水、発酵したもの…
いくつもの物が混ざりあっているのにそれぞれ突出する
人工音が無い
シンとなる

山歩きは目的がシンプル
頂上を目指す
そのためにただひたすら歩く
というよりも
ただ歩くことだけが目的になる
自分で歩いた分しか前へ進めない
当たり前のことなのだけれど
これを時々確認しないと
体と頭にギャップができているのに
それに気づかずギャップに落ち込んでしまう

体は使わないといけない
経験の無い事を
いくら学んでも理解できないのです…絶対に…

足を使う、息が上がるほど体を動かす
腹に力を入れて踏ん張らないと次の1歩を踏み出せない
肚から呼吸をするようになる

運動不足で、腹筋が無くて、呼吸が浅くて…

という方がなんと多いことでしょうか

それはもう、体を動かして、体験して

少しずつ積み上げて行くしかありません

山歩きのお話のつもりがヨーガの話になってしまいました

2010_1011_113600-NEC_0019.JPGこの景色を堪能できるのは

自分の足で歩いたご褒美ぴかぴか(新しい)

歩いた分だけ
鍛錬した分だけ
得られるものがあります
体はうそをつきません

それを確かに教えてくださったのは
ザンダー先生ひらめき

世界的に有名なナタナガザンダー先生のワークショップが札幌で開催されます

先生のヨーガの素晴らしさは語ることはできません
どんなに山が素晴らしくても
道道で出会う困難や、苦労や
楽しさや、喜びは語り伝えられないのです

経験に勝るものは無いのです

庵主






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2010年09月27日

ミニワークショップ終了 シャドゥヨーガの魅力

3回目のワークショップが終了いたしました
ご参加くださった皆様
ありがとうございました
カリテケィヤ、いかがでしたか?
難しかったでしょうか?
面白いですよね〜


現代の生活はまっすぐ、直線的です
朝起きて仕事場へ真っすぐ
エレヴェーターや、エスカレーターに乗って
目的地に運ばれる
たまの休みにさえ
目的地のデパートへ真っすぐ
またエレヴェーターやエスカレーター…
まるでバッファローが疾走するように

人生とはもっと豊かで

エネルギーはらせんを描く

現代の子供たちが映画やゲームで
暴力的なものを好むのはなぜだと思いますか?

と、先生は問われました

生活が単調だからです

シャドゥヨーガの特徴はらせん状の動きです

これは必ず良い影響を生むでしょう

と、先生はお話し下さいました

この話は
シンプルで、深い
この意味を浅く言葉通りに理解しても
十分、人生の糧となります
でも、深く深く
これは人が生きることの根幹に触れる話です

さぁ、それがカリテケイヤの正体です

ヨーガの行法は
そうとは知らなくとも
生きる意味を問う深さを持っています
もちろん他人に問うものではありません

自問自答

答えは外にはありません

既に完成されているこの世の法の中
無智無明の為に間違いを繰り返す

未熟な自分を成長させて
あるべき完成された姿に気付く

ヨーガの教えは深い

でもその難しい世界をシンプルに見せてくださるのがザンダー先生のシャドゥヨーガだと思うのです

この秋のザンダー先生のワークショップをお見逃しなく!!

ワークショップの会場は瑜伽庵です
多数のご参加お待ちしております

庵主
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2010年09月04日

ティティバアサナと忍耐

シャドゥヨーガがいいなと思うのは

体の構造や機能に沿って
順番に体を動かしていくメソッドを持っているところです
体を徐々に目覚めさせるような
其れは実に巧妙で
練習するたびに
う〜ん・・やるなぁ〜
と 感心しきりなのです

ジバチャラと呼ばれている準備の運動は
シンプルで
お年寄りから若い人までだれでも
手軽に練習することができます
しかし!
ここに実に巧妙な仕掛けがあるのです
動きは小さく
じんわりと重心を移動したり
滑らかに手足を動かしたりと
簡単そうに見えるのです
しかし!
それは繊細な感覚と観察力とが養われるようになっているのです
いわゆる微細な体の領域までタッチできるように
そして
ティティバ!!!
何でしょう、これは!?!
練習しているみなさん、いかがですか?
外側の動きとしては
体の重さが全て足に預けられます
お腹と腰は前屈のポーズを学び
首の動きは背骨をコントロールすることを学ぶようになっています
それだけでしょうか?
私がやっていて思うに
忍耐力でしょう
忍耐力とは精神を鍛えるのではなく
身体を鍛えるものです
身体を鍛えると言う事は
生命エネルギーを正しく使い鍛えると言う事

がまんしなさい
と言っても簡単に切れてしまうのは
体ができていないからです
待つという事
辛抱すると言う事
抑圧ではなく
集中
窮屈であったり苛立ちであったり
ネガティブな発想が起こるのは

というより思考でしょう
それを正すために
思考をコントロールするテクニックを使っても結局は
迷路の中にハマってしまいます

負けない体を作りましょう
ただやみくもに鍛えればいいってものではありません
そこには知恵が必要です
思考ではなく
身体の持つ知恵です
繊細に敏感に
しつこいですが思考ではなく
この違いは大きい
それをティティバアサナで学ぶことができます

恐れ入りますザンダー先生

ティティバアサナ
未体験の方は是非一度チャレンジしてみてくださいね

庵主
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2010年08月30日

やっぱりヨーガがいいと思う

暑い日が続いています
お元気でお過ごしでしょうか
食欲も落ちないし、バリバリ仕事しています!
という貴方
m(_ _)m
頭が下がります
お疲れ様です

健康というものは不調に陥った時に
初めて
健康というものに興味がいって
取り戻そうと
あれこれ苦労するわけですが
其れを未然に気づくことはできないものでしょうか

兆候は沢山あります
まず
いらいらすること
暑いし、常に汗だくだし、寝苦しいし
イライラだってしますよ
という貴方
其れが兆候です

暑いことや環境の不快さは直接はイライラの原因にはなりません

そんなこと言ったら熱帯地域に住む人たちは常にイライラしてるのかい?てなことになってしまいます

体がだるいし重いしすっきりしなくて
気分がネガティブになる

もう間違いなくはっきりとした信号です

さて解決しましょう

どうしますか?

相変わらず暑いし
(今日は本当に暑かったですね!!)
仕事だって変わらずたくさんあるし
夜遅くに食べて飲んで…

さて、、、

私はやっぱりヨーガをお勧めします

ハタヨーガの練習は
初めは身体的生理的な活動に働きかけます
その決まった準備体操は
シンプルで
疲れた頭を無理に働かせることなく
体がスムーズに反応して
運動が連なっていきます
そのうちに血流が回復して
関節の可動域が広がり
呼吸が深くなります
ここまで来たら
スイッチが入り
より繊細な領域へ働きかけることになります

幾つかのシンプルなアーサナを静かに行うと
もう瞑想への入り口です

ここまで行くのは簡単?
ではありません
そうなるためには基本的な身体活動が身についている必要があります
其れは人としてというより動物として
生きていくうえで必要な身体運動、能力というべきかもしれません
尚且つそれは誰でもできて
誰にも当てはまる
というものでなくてはいけません
体の発達や成長の過程が網羅されている動き
というべきでしょうか
簡単ではない
と言っておきながら
誰にでも当てはまるというのは矛盾していますか?
そうではないのです
野生動物であれば間違いなく身についているもの
私たち人間でも
自然の(宇宙の?)法則に即して生き
なおかつ知恵がある人であれば
という事です
そう、現代の私たちのような不自然界に住む者にとっては
難しい…
回復し習得するには
子供が最初にハイハイやよちよち歩きを覚えるときのような
忍耐がいるのです
しかし
身に着きさえすれば
体調や心身のコントロールが容易になるはずです
ハタヨーガにはそれらのテクニックが
ぎゅーっ

凝縮されています

こんな暑い日に
やっぱりヨーガがいいな〜と
思った次第です

庵主
posted by 庵主 at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年08月17日

ワークショップ終了

第2回目のワークショップが終了いたしました
ご参加くださった皆様
お盆の最中という
忙しい日程の中
ありがとうございました

今回はシャドゥヨーガのプレリュードフォームの2番目
「チャヤヨダハサンチャラナム」
影をかき回すという内容のものです

私たちの体内に流れている気=エネルギーの流れを
足の動き、腕の動き、骨盤の動きなどを通して学ぶことになります
いかがでしたか?
気の流れの前に
土台となる下半身・足腰が安定していなくては話になりません
むずかしいですね〜
でも皆さん呼吸と動きがコーディネートされていてよい感じでした
少しづつ練習を積み重ねていくと
必ず成果が出てきますね

参加された方の感想は
「股関節がきしんでいる」
「普段使わないところがいろいろ動かされた」
「奥底の疲れが表に出て、寝たら治った、という感じ」
などなど…
皆さん、熱心に取り組まれましたね
この体験は必ず
皆さんの力の糧となり
知恵の種となることでしょう
焦らず、確実に、丁寧に進んでください
そして秋のザンダー先生のワークショップを楽しみに待ちましょう♪
次回は
カリテケイヤを予定しています

庵主
posted by 庵主 at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2010年08月12日

エネルギーを使うところ

野球に興味のない方には申し訳ないのですが…
日本ハムの中田翔選手の話題はいかがでしょうか?
スポーツニュースで連日報道されているので
日ハムファンでなくともスポーツに興味のある方なら
目にすることもあるかなと…

何が面白いかと言うと、、、
マスコミ、報道関係者の見解
某記事から
「だがむしろ変わったのはその受け答えの態度だ。一人称が「おれ」から「僕」に変わり、丁寧語に徹するなど、すっかり毒毛が抜けた。入団当時からビックマウスで鳴らした中田は…(中略)…今やヒーローインタビューの謙虚な態度で幅広いファン層に好感を抱かれるまでになった。…(中略)…入団当時から接している球団関係者は「けがをしてから本当に変わった」と驚く。テレビカメラの有無で態度が大きく変わるスター選手もいるが、中田の“スモールマウス化”は旧知の報道陣や親しい球団関係者にしても一貫している。」
http://gourmet.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/npb/426923/
エネルギーの使い道がはっきりしたのですね
ツッパリ(?)はエネルギーが余っている証拠(笑)

若いうちはエネルギーも余っているから
あれやこれやに気が移るし
散在してもしょうがないとして
行く道が決まったら
そこにエネルギーを集中する
プロ野球選手はプロですから
若くったって既に進む道が決まっている
無駄に散在している暇はないという事
でしょうね
しかしプロのうらやましいところは
やりたいことととやるべきことが
一致しているという事でしょうか


そしてプロが故の能力の高さ知るのはこんな記事を読むと…http://number.bunshun.jp/articles/-/42066

しかしけがの功名とはよく言ったものです
けがや痛みは
その箇所に間違いなく集中します
そうしないと怪我は治らないし
痛みはどうしようもできない
怪我を治そうとして体は文字通り全身全霊で集中して働いている
私たちはそのことにただ気づけばいいだけ

野球を見ていても
人生いろいろ考えさせられるこのごろです

庵主
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2010年08月05日

蒸し暑いのに

今日は暑かったですねあせあせ(飛び散る汗)

本州方面の方々には

贅沢だと言われそうですが

遅まきながら北海道も猛暑日に突入です晴れ


さて、

暑いというより

まとわりつくような湿気ふらふら

こんな日にヨーガに来る人はいるんだろうか?

と思っていたら

来たんですよ

皆さん好きですね〜わーい(嬉しい顔)

外に出る気にもならないと思うのですが…

うちは冷房装置はありません

もちろん


さて…

どうしましょう

寝ころんでごろごろしようか…


しかし

こんなに湿気が多いとピッタよりカパが優勢

ごろごろしていたら

よりカパが増えそう…

というわけで

カリテケイヤをチョイス手(チョキ)


体の中に風を起こして

わーと動かす!

するとひらめき

涼しくなるんですよね〜わーい(嬉しい顔)


参加された皆さん、いかがでしたか?


おお汗かいていましたね

でも誰も音をあげない

すごいな〜わーい(嬉しい顔)


今日はシンプルに

皆さんの

当たり前のようにヨーガをする姿に感動したのでした



庵主

posted by 庵主 at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月30日

シャドゥスタイルのヨーガ

瑜伽庵が開いて1カ月になろうとしています

お茶を飲みに寄ってくださった方ありがとうございます

ヨーガをしにきて下さっている皆様
本当にありがとうございます

この1カ月
皆さんの様子を見ていて思うのは

本当にヨーガが好きなんだな〜

と、

全く当たり前のことに感心しています


体が動くことを欲求して
体を動かすことに喜びを感じて
素直に、動物本来の動きを繰り返し行う

窮屈だった体の縛りや滞りが解放されていきます

ザンダー先生のシャドゥスタイルの練習方法は
良いな〜


昨年のワークショップのテーマは

パスチモッターナアーサナでした

このシンプルなアーサナを

私のような
ハタヨーガのなんたるかを全く理解していなかった
生徒の為に

たんに筋肉や関節を伸ばすだけのストレッチ体操ではなく

アーサナとしての効果

が発揮されるようになるまで

それを体で理解できるようになるまで

先生は10年以上の歳月を使われました!!

ひゃ〜気が長い、、、

改めて
ザンダー先生に深く深く感謝…合掌


今瑜伽庵で行っているメソッドは
このパスチモッターナアーサナがより
しっかりと行える内容になっています

秋までに皆で練習しなさいと
先生からお預かりしてきたものです

練習されているみなさん、どうですか?

面白い?

ですよね〜

ほんと、、、

いつもいつも先生には

驚かされ、うれしいサプライズ満載です

これからヨーガを始めようかな〜と

考えている方々

どうぞ心配しないでください

シャドゥスタイルは

初心者や

体の使い方が全く分かっていない者の為に

プレリュードフォームという

準備の型を提供してくださっているのです

誰もがスムーズに

無駄な時間を費やさずに済むように
      (と先生の御本に書いてあります)

アーサナそして

プラナヤーマへと導かれるように

なっています


体の不調をお持ちの方や
なにかしら窮屈な日々を送っている方々…

一度このシャドゥスタイルのヨーガを体験されてみませんか?


庵主
posted by 庵主 at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月20日

ミニワークショップご報告

シャドゥヨーガ入門&プレリュードフォームの
バラクラマ講習会が終了しました。
ご参加くださった皆様、
暑い中ありがとうございました。
暑かったですね〜♪
皆さんおお汗かいていましたね。
何と1日で1,3キロやせた人がいました!!
頑張りましたね〜
深い呼吸、
準備の運動としての基本の動き、
そしてプレリュードと段階を置いて説明させていただきました。
2010_0719_100801-IMG_0440.JPG
またシャドゥヨーガのシャドゥ(影)の由来や
                   呼吸、食、舌について等、
ザンダー先生の御本と佐保田先生のハタヨーガプラティピカーからご紹介させていただきました。

ヨーガの世界は深くて果てしないですね。
興味を持って取り組めばどこまでも深く、深く潜って行くことができます。
しかし浅瀬でぷかぷか気持ちよく過ごすこともできます。
肩の力を抜いて、自由に取り組んでいきたいものですね。


さて、3日間集中してバラクラマを練習してみて、
いかがでしたか?
          難しいですか?
2010_0719_111441-IMG_0441.JPGバラクラマの動きは
        私達人間の動作の基本となるものばかりです。

         難しいことはありません。

問題は体力の無さ、、、足腰の弱さ、、、肚の弱さです。

健康に日々生活していくためには何が必要でしょうか?
体力、足腰、健康な内臓ですよね。
ということはバラクラマを練習すれば
この問題はすっかりクリアーできます。2010_0719_111842-IMG_0451.JPG
健全な心身が培われます。
どうぞ一生懸命楽しく取り組んで下さい。

次回はプレリュードフォームの2番目、
チャヤヨダハ・サンチャラナムを予定しています。
 この機会にシャドゥヨーガにチャレンジしてみませんか?


庵主
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2010年07月09日

ワークショップイン室蘭

先日室蘭でヨーガのワークショップを行いました。
いろいろたくさんお世話になっている
室蘭の先生に呼んでいただきました。

室蘭岳の中腹にある研修所という、
大変環境の良いところで、熱心な生徒さんばかりで、
とても気持ちのよい時間を過ごさせていただきました。
先生の日ごろの熱意が目に見えます。

小学生から60代までと幅広い年齢層、
初心者からベテランまでと、多様な参加者でしたが、
皆さん本当に熱心で、果敢に挑戦していらっしゃいました。

ここで改めてシャドゥヨーガの入り方、
導入部分の優れていることに気付きます。
これがいきなりアーサナから取り組もうとしたら
体が硬い人にはほとんど何もすることがなく、
また体が柔らかい人では重要なポイントを逃すことになります。
こうやっていろいろなタイプの人が一堂に会して
それぞれの力量の中で十分に楽しんで一生懸命にできる。
それこそシャドゥヨーガの優れている点だと思います。

ますますシャドゥヨーガを学びたい方も、
これからチャレンジしてみたい人も、
まだまだ学ぶこと沢山あります。
楽しみですね。

庵主
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2010年06月29日

はやぶさ

世は
ワールドカップ一色
そんな中でいろいろなニュースが
小さくなっているような、いないような…

少々遅い話題ですが…


小惑星探査機はやぶさが何かを携えて帰ってきた

というニュースを眺めながら

私は何者で、どこからやってきたのだろう

とぼんやりと考えてみる

その道の専門家、科学者の間でも最初の生命はいつ生まれたのか?

というのは謎のままである

数多く語られている推測の説は

どれもこれも、

神話の世界よりも稚拙な内容に見える


私たちの体や地球や宇宙は

全て同じ素材で作られていると

アーユルヴェーダーでは教えている

その素材とは

空・風・火・水・土

の5元素である

これを幼稚な考えだ、と…非科学的だ、と

言えるだろうか

では現代風に、科学的に見てみよう

私たちの体は10の28乗個の原子からできている
(て、どれくらい?)

といわれている

その組成は

水素、酸素、炭素、窒素、カルシウム、リン、硫黄…

原子にはそれぞれ性質があり、重さがある

環境によって形態を変化させて
地球上の宇宙のあらゆるものが作られている

ビッグバン直後の宇宙には水素やヘリウムのような軽い元素
だけしか存在しなかったと考えられている

酸素、炭素、窒素のような重い元素を生み出すためには
高い温度と密度が必要になる

学生のころに習った元素記号表を思い出せないので

Wikipediaを見てみる

何だ、体って

こんな物の集まりなんだ

これが5元素の説とどんな違いがあるといいのだろう

お釈迦様は

私たちは生まれては消えて行く物質にしか過ぎない

そんなものに執着するな、と

説かれている


宇宙に漂う塵と私の体が同じものであると

考えることはとても難しい



だから

頭で考えることを止めて

事実だけを観察する




(むずかしい――!)

その技が大切だと

しみじみ思う


庵主
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2010年06月18日

只今準備中

日本に帰ってきました

時差ぼけと、人みしりにやられています…

人みしり?


日本のお店の人たちが

親切で丁寧で
どぎまぎしています。。。

そしてテンポにおくれてますふらふら


只今開店準備中です

といっても

ヨガをするだけですから

何の準備もいらないのですが


とはいえ

いろいろな方が心配してくださり
応援くださり
力添えくださいます

ありがたいことです(涙)

皆さまの

声援に支えられ

いよいよ

瑜伽庵が

開きます

もう少々おまちくださいませm(_ _)m

庵主
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2010年06月11日

感謝

シャドゥヨーガが日本根づいたのは

      islington yoga
           
           の
             John Evans
                      のおかげです



縁あってジョン先生と知り合って20年近い年月が流れました


ジョンがザンダー先生を日本に連れてきてくださり

その後通訳として

ご尽力いただきました



ザンダー先生のヨーガは

その当時は

何もかも新しく

ヨーガが何たるものか

全く理解できていなかった私にとって

ジョン先生は

通訳を超えて

シャドゥへと導いてくださる

導師だったのです


この10数年

言葉の壁やいろいろな障害を

乗り越えられたのも

ジョン先生のおかげでした


このたび

これも

縁あって

瑜伽庵ひらく運びとなったのは

多くの方達の

お力添えのおかげでした

そして何よりも

ジョン先生の存在がなければ

今の私はおりません

というわけで

どうしてもジョン先生に

直接お会いして

感謝の言葉を伝えたかったのです



シャドゥに出会って

新しい道が開けた

日本にいる方々

これから

シャドウヨーガにチャレンジしようと思っているみなさん



ジョン先生に

感謝の気持ちを。。。


西のほうへ向かって

合掌


庵主
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2010年06月04日

伝統の意味

と、あるヨーロッパ人と論争になる

日本は
戦争に負けたときに
なぜ天皇を殺さなかったのか?
フランスの王をギロチンにかけたように

全く、
王家や貴族をいただくお国に住みながら
(その方はフランス人ではない)
良くもまぁ人さまのことが言えたものである
オマケに日本人は考えが幼稚なんだと来たものだ

呆れて開いた口がふさがらない

ここで天皇の善し悪しを語っても
所詮理解できないであろうから
伝統というものに置き換えて
説明を試みる

伝統でもなんでも
切って無くすのは簡単です
しかし繋ぐことは
本当に難しいのです
其れが仮に悪だとしたら
それこそバッサリ切り捨ててもいいことでしょう
悪しき伝統もあることでしょう
でも時代や人が変われば
あっという間に変わってしまう
その刹那的なルールに沿う事の
恐ろしさを考えていますか?
簡単に捨ててしまえないのが
伝統と呼ばれるものなのです

なぜか?

そこには生きた血が通っているからです
別な言い方にしましょう
生きるために必要なエネルギーを
巧みに操る技が生きているからです

また別な言い方をすれば
生きた血が通っていないものは
既に死んでいるのです
そういうものを私たち日本人は
伝統とは呼びません

すぐれた芸術品をめでるのは
その美しさに違いはありません
しかし
そこに息づく
名工の技に
エネルギーに感銘するのです

朽ちて何世紀にもわたる遺産で
食べている貴方には
わかりゃしないでしょうよ

と、
こんなに流暢に英語が話せて
私が主張したら
戦争に発展していたことでしょう…(ため息)

実際は
力なく微笑んで
お茶を濁したのでした

伝統を守るという事は
めんめんと受け継がれてきたものに
命を吹き込むことなのだと思います

古いお城を磨いて後世に残すことも大切なのかもしれません

しかし

生きていなくては意味はありません

古の名工に、賢人に、達人に

劣らない

技を磨き

何かを生み出すのは

名声の為でも何でもないのです


よりよく生きるための修行なのです

だから

私たち日本人は



と言わずに



というのです

その違いがわかりますか?

技は上達するといいますが

道は上達するとは言いません

道が続く限り

終わりがないからです

それこそが人生そのものだからです


という話が通じるくらいなら(ため息)

言葉の壁より
考え方の壁が巨大にそびえています

もちろん、国籍は関係ありません

よりよく生きることの意味を

考えてみたいと思います

そしてヨーガをする意味も


庵主
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2010年05月23日

ナタヨーガのナタダンスの動きは
自然な動きです

それは中から起こるエネルギーの動きによって
自然に動かされるものです
ほんのかすかな動きの後ろには
大きなエネルギーの動きがあるのです
それが外に現れるのです
と、先生は教えて下さいます

小さな種から大きな木が育つように


インド哲学書ウパニシャッドの中に
有名なお話があります

その時代の哲学者ウッダーラカは息子に語ります

榕樹の実を持ってきて、割ってごらん
そこには何が見えるか?

答えて息子は

ほんの小さな種が沢山あります

さらに父は

そのうちの一つを割ってごらん、そこに何が見えるか?

答えて、

何も見えません

お前に見えないこの微小なもの、
実はこの微小なものから
この大きな榕樹がこのように生い立っているのだ
この微細なもの、
この世のすべてのものはそれを本質としている



この話をどこまで理解しているだろうか。。。

本当に、

私たちは小さな卵から、あるいは種からスタートします

それはそれは小さなものです

それがやがては
大きな形や力を持ったものに成長するのは
何故だろう…

エネルギーと簡単に言っているのですが、

その本質はなんでしょうか

むずかしい…

それは命そのものを語るに等しいからです


ヨーガの世界は深い


先生のヨーガは

何処までも続く深い世界を

垣間見せてくださいます


庵主
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2010年05月20日

運命とエネルギー

昨日、このワークショップの会場になっている文化センターで
ザンダー先生&エマ先生のデモンストレーションと質疑応答が行われました

エマ先生は初心者向けのものということで
カリテケイヤをご披露されました
フルパートではないですが
サマコーナ、ハヌマーン、マユーラ(!!?!!初心者向け)
とシークエンスの中の主要な要素が入っていました

美しい…

ザンダー先生はさらに高度な? 内容のものを
シルシアーサナのバリエーションまで見せてくださいました
ラッキ〜♪

そしてたぶん地元の人たちがほとんどでしょう
およそヨーガに縁はないであろう方達から
いろいろな質問を受け
それにとても丁寧に答えていらっしゃいました

たとえば先生のデモを見て、体を痛めそうだ…(笑)
もちろん、初心者はここからはじめるのですよ
といって立ち上がって、チャラナを見せました
そう、これなら
太ったおじさんでも
足の痛いおばさんで
安心してできますよね
(そういう観客が多かったのです)

また食事の話、バーユ、マルマなど
私たち係わっている者でもなかなか難しいことを
それは時間をかけて丁寧にお話し下さいました
相手がヨーガを知らない方たちでも手抜きはなさらないのです
そして難しい話も興味深く聞かせる力があるのです
理解が深いからなのでしょう

この町は9割がハンガリー人、残りがセルビア人ということで
ハンガリー語の質問にはハンガリー語で答えられ
それをすぐに英語に訳してお話をされ
それをまた先生のお弟子さんのセルビアの方が
セルビア語に訳されるました
(わ〜何言ってるか全然わかりません!!)

先生は本当に丁寧な方なのです


先生のお父様がこの土地で生まれたのだそうです

先生もまたここからほど近い村で生まれ育ったと聞きました

訳あってヨーロッパを離れ

遠く異国の地で育ち

数奇な運命を歩まれたという先生の半生を思うと

この故郷で

土地の方々を前にして語るというのは

どんな思いなのでしょうか


先生はいつもエネルギーを正しく使いなさいとお話し下さいます


しかし人一人頑張ったとて
政治や時代にほんろうされるのが常ではないか!
と、そう思ってしまうのです
しかし、、、

先生は一人で

ヨーガの力で

エネルギーを使って

今ここにいるのだなー

と、あらためて感慨深いのでした


あの人が悪い、社会が悪い、政治が悪い、時代が悪い、、、

きりがありません

今私にできることはなんだろう?


世界平和を祈ることも

行動することも本当に大切なことだと思います

しかし同時に


自分自身の足で立ち


行動の根拠にぶれがなく



ゆるぎない



そんな自分を育てることが

何と大切なことだろうと思うのです


そして

そのためにこのヨーガがあるのだなぁ…



シャドゥヨーガの力をかみしめていたのでした


庵主
posted by 庵主 at 04:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2010年05月16日

厳しい現実

再び先生のワークショップに参加しています。
年々教えが深くなっています。

繊細で、難解です。。。。

相当な集中力を必要とします。
少しでも気を抜いてしまったら、全てが一瞬にして失われます。

呼吸に、手先の繊細な感覚に、重心の位置に

そして体に緊張がないかどうか、、、、

集中力を保つには
この体はあまりにも重く、鈍感で、記憶力がいい加減です(涙)

先生は口癖のように

Take a time

といいます。

先生の示すように出来なくても、決してだめとは言いません。

「集中して」

「注意深く」

そして「時間をかけて」と…優しいなぁ〜


問題は体ではないのです。
思考がエネルギーの流れを不自然にしてしまい、
自然な流れではないエネルギーによって作り出された形
これが目に見える現実

どうしたらこの現実を変えることができるでしょうか?

エネルギーを正しい自然の流れに戻してやるのです。

授業はシャドゥヨーガの教えが明確に読み取れる内容です。


昨年札幌のワークショップで

「このヨーガを練習すれば
        ここで過去が終わり、ここから未来が始まる」
とお話し下さいました。

その言葉が改めて心に響きます。


現実を作っているのは私自身であり、
それを変えるのも私自身である、ということ

自由であると同時に、何かの、誰かのせいにもできない

全く…先生のヨーガを受講すると
この厳しい現実に目を向けさせられます。

これをチャンスと思うことにしましょう。

エネルギーの質は繊細で早い

気が付きさえすれば、たちどころに変えられるはずです。

うまくいけば生きているうちに変えられるかもしれません♪



さて、お待ちかねの16呼吸

来ましたよ!

今はまだ6〜8呼吸ぐらいです。

さて…

詳細を聞きたい方は瑜伽庵にお越しくださいわーい(嬉しい顔)

庵主

posted by 庵主 at 07:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年05月13日

雷鳴と共に去りぬる

風と共に去りぬ

ではなく、

雷鳴と共に去りぬ


ワークショップ最終日、
午後からどしゃ降りに。
散歩の途中
軒下で雨宿り
何年振りだろう…
札幌では借りられ軒下を見掛けなくなった。

と、

ものすごい稲光とともに雷が落ちる

ごく近くに落ちたのだと思う。

体がびりびり、家が振動するほどのすさまじさだった。

生まれて初めての経験だった。

あの雷、
どこに落ちたんだろう…

シヴァ神が去っていったのだ..。

神様のお通りだ!  とばかりに


自然の力計り知れない。

火山一つ爆発すれば
あっという間に経済が傾く。
風が吹いても、
雨が降っても
大騒ぎをする。

私もまた自然の一部であって 2010_0507_030118-IMG_0232.JPG
何一つ
コントロールの下に置けやしない

またここで、
ヨーガをする意味を考える。

自然と、
命と、
その営みについて


夕方にはきれいな夕焼けが広がりました。
2010_0507_030259-IMG_0235.JPG





庵主



posted by 庵主 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年05月10日

少し真面目なお話

私はここ数年
シャドゥヨーガの魅力について伝えたいと思い、
お話をしたり、
一緒に練習する機会を設けたりしてきました。

しかし遅々として進まず…

このシンプルな教えが伝わっていないとしたら、
それは私の理解や言葉が不十分だから…
先生には申し訳ないことをしていると、
先生にお会いする度に反省するのでした。

ある人に、
説明しても理解してもらえないのは当然だ。
何度でもわかってもらえるまで説明するのが親切というものだ、と
言われました。
またある人には、
ただやれ、というのは乱暴だ
わかるまできちんと説明するべきだ
とも言われました。


その通りです。

 全く異論はありません。

この数年、シャドゥヨーガの第一歩として行うべきことを、

言い続けてきました。

それは実に素朴なことなのです。

同じことをただやり続けるということ。


型は

プレリュードは

順番を頭で覚えるものではなく、

単純な一つの動作を繰り返し、繰り返し行うことで、

自然に次の動作へと導かれていくのです。

そして

急がず、あせらず

体の準備ができてから

アーサナへと

導かれるのです。


先生は10年という長い時間をかけて

丁寧に、丁寧に、

誰にでも理解できる言葉と動きを使って、

伝えてくださいました。


シャドゥヨーガの教えはシンプルです。


熱心に

集中して

やり続ける



心身ともに健康である

それは多くの人が必要だと思っているのではないでしょうか。

よりよい人生を送れるように、

また幾多の困難にも

果敢に立ち向かっていける

ベースとなる健全な心身が必要だと。。。

シャドゥヨーガは

必ず

強いからだと

ぶれない心

自立した心を

育てます。


この素晴らしい

ヨーガをあなたにも知ってほしい


そう、思うのです。

庵主
posted by 庵主 at 19:18| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記

2010年05月06日

テレビ?!

昨日、ホテルのロビーにて

ヨガ仲間から、

「今からザンダー先生、テレビに出るよ!」

と、声をかけられました。


なに、なに、

なぜ?なぜ?


聞くと、

地元のテレビ局の取材があったんですってぇ


知らなかった〜

言葉はハンガリー語(ため息)

(まぁ、英語だってわかりゃしないのですが)



オーゥ! ザンダー先生!



マイク持って真面目な顔で、お話しています。


きゃー、かっこいい!

わぁ〜不思議な感じ!!


と、、、

へぇ〜

レッスン風景が 

すーと流れて…


!!!!???!!!




あの後ろ姿は、私じゃぁん!!

ひぇぇぇー

早くほかへ、

カメラ移動してぇェェ==(心の叫び)


サルパがく〜(落胆した顔)ふらふらもうやだ〜(悲しい顔)


後ろ姿で

ばっちり1回分

見せていただきました。


あー、

ひどい(泣)、


ひどすぎるぅぅぅ



己のヨロシクナイ

サルパ姿に涙してしまいました。


先生、すみません(涙)

練習します。



どこで、

誰が見ているかなんてもうやだ〜(悲しい顔)

はぁ〜ふらふら



心ならずも

地元のテレビにデビューしてしまった

ご報告でした。


庵主
posted by 庵主 at 16:18| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記